「Z650RSは好きだけど、もう少し軽くて扱いやすい400ccがあれば…」
そう感じているライダーにとって、カワサキZ400RSは長年の夢のバイクです。
2026年6月現在、カワサキからZ400RSの正式な発売アナウンスはまだ出ていません。
ただし、RSシリーズの展開パターン・ZX-4Rというベース車の存在・ネオクラシック市場の活況・ホンダ新型CB400との競争関係など、登場を後押しする材料は多く揃っています。
この記事では、Z400RSの発売日予想・ベース車・予想スペック・価格帯・予約方法まで、現時点で判明している情報を整理してお伝えします。
Z400RSの発売日予想|2026年内が本命
2026年6月現在、カワサキから正式な発表は行われていません。
ただし、これまでのRSシリーズの発売パターンを参考にすると、おおよその時期は見えてきます。
| モデル | ベース車登場 | RS化 | 間隔 |
|---|---|---|---|
| Z900RS | Ninja H2(2015年) | 2018年 | 約3年 |
| Z650RS | Ninja 650(2017年) | 2022年 | 約5年 |
| Z400RS(予測) | Ninja ZX-4R(2023年) | 2025〜2026年? | 約2〜3年 |
同パターンで考えると、Z400RSは2025〜2026年に登場するシナリオが最も自然です。
国内バイク誌・ヤングマシンなどが「2025年末〜2026年前半の発表・発売」と予測を報じており、EUの型式認可データにZ400RSに類似した車種コードが登録されているという情報も一部メディアが伝えています。
ベース車はNinja ZX-4R|400cc直列4気筒の復活
Z400RSのベース車として最有力とされているのが、2023年に登場したNinja ZX-4Rです。
このバイクは400ccクラスで唯一の直列4気筒エンジンを搭載し、ラムエア加圧時で最高出力80ps(通常仕様77ps)という驚異的なスペックを誇ります。
カワサキはこれまでZ900RS(Ninja 900ベース)、Z650RS(Ninja 650ベース)と、スポーツモデルをネオクラシック仕様に仕立て直すRS化を進めてきました。
ZX-4Rをベースにした400cc直4ネオクラシックの登場は、このシリーズ展開の自然な流れです。
予想スペック|77psの直4エンジンが核心
現時点ではあくまで予測ですが、複数のメディア情報を総合すると以下のスペックが想定されています。
| 項目 | 予想スペック |
|---|---|
| エンジン | ZX-4Rベースの399cc水冷並列4気筒DOHC |
| 最高出力 | 77ps前後(ラムエアなし) |
| ラムエアシステム | ネオクラシックデザインとの兼ね合いから省略の見通し |
| フレーム | ZX-4Rのシャシーを踏襲しつつスタイルに合わせて改良 |
| 外装 | Z900RS・Z650RSと同じ「丸Z(Z1/Z2スタイル)」系デザイン |
| メーター | 丸目アナログ2眼+多機能液晶の組み合わせ |
| 装備 | ABS・トラクションコントロール標準、SE仕様はBFRCリヤショック搭載の可能性 |
| 車重 | ZX-4Rの196kgベースで200kg前後の見込み(Z650RSの187kgに近い取り回し) |
予想価格|110万円前後が目安
価格についても公式情報はありませんが、ZX-4RのSE仕様が115万円前後であることを基準に考えると、Z400RSは標準仕様で100〜110万円前後、SE仕様で120万円前後になると予想されています。
Z650RSの発売当初価格が98万9,000円だったことを考えると、直列4気筒という特殊なエンジン構成の分だけ高くなる可能性はあります。それでも同クラスのヨーロッパ製ネオクラシックと比べるとリーズナブルな価格帯に収まるはずです。
また、ホンダが2026年3月の大阪モーターサイクルショーでCB400 SUPER FOUR E-Clutch Conceptを世界初公開し、市販化へ向けた開発を進めていると発表。400cc直4同士の価格競争はライダーにとって歓迎すべき展開です。
Z400RS発売が期待される3つの理由
カワサキがZ400RSを市場に投入する可能性が高いと見られる理由を整理します。
ひとつ目は、RSシリーズの拡大路線です。Z900RS(2018年)→Z650RS(2022年)と、2〜4年おきにRSシリーズが拡大してきました。ZX-4Rが2023年に登場した以上、次の流れとしてZ400RSの登場はカワサキの戦略上きわめて自然です。
ふたつ目は、ネオクラシック市場の活況です。ホンダGB350・レブル250・トライアンフスピードツインなど、クラシックスタイルのバイクは世界的に人気が高まっています。400cc直4ネオクラシックの需要は旺盛であり、ZX-4Rという強力なエンジンを持つカワサキがこの市場を見逃す理由はありません。
三つ目は、ホンダ新型CB400との競争関係です。ホンダが400cc直4ネイキッドで市場復帰を果たすなら、カワサキも対抗できるモデルが必要です。「先手を打つ形でZ400RSを投入する」という見方も複数のメディアが報じています。
「Z400RSが発売されない」可能性も?
期待の一方で、発売されないリスク要因を指摘する声もあります。
最大の懸念は開発コストです。直列4気筒エンジンは2気筒に比べて製造コストが高く、価格を抑えなければ若年層への訴求が難しくなります。ZX-4Rとの価格差が縮まれば、わざわざネオクラシック仕様を選ぶ理由が薄れるという指摘もあります。
また、欧州のA2免許制度への対応も課題です。ZX-4Rの57kW出力はA2免許の上限(35kW)を超えており、欧州向けには出力調整が必要になります。このコストが開発の障害になる可能性も否定できません。
ただし、これらはあくまでリスク要因であり、カワサキがどう判断するかは正式発表まで不明です。
予約方法と最新情報の追い方
Z400RSが正式に発表された場合、カワサキの販売は「カワサキプラザ専売体制」となっているため、予約は最寄りのカワサキプラザを通じて行うことになります。
Z900RSやZ650RS発売時には初期ロットをめぐる予約争いが起きたため、発表直後に動くことが重要です。
最新情報を追うには以下の方法がおすすめです。カワサキ公式サイト(kawasaki.co.jp)のニュースリリースを定期チェックする、近くのカワサキプラザに情報登録しておく、ヤングマシンやMotor Fanなどのバイク専門メディアをフォローするといった方法があります。
EICMAミラノショー(毎年11月)やカワサキが海外で先行発表する際の有力な場となっており、2026年11月のEICMAが次の注目タイミングと言えるでしょう。
まとめ
Z400RSの発売日は、2026年6月現在も正式発表がない状況です。
ただし、RSシリーズの展開パターン・ZX-4Rというベース車の存在・ネオクラシック市場の活況・ホンダとの競争関係など、登場を後押しする材料は多く揃っています。
- 発売時期の予想は2026年内
- ベース車はNinja ZX-4R(399cc直4・77ps前後)
- エンジンはZX-4Rベースの399cc直4・77ps前後
- 予想価格は100〜110万円前後
- デザインはZ900RS・Z650RSと同じ「丸Z」系
Z400FXがそうだったように、ゼファーがそうだったように。Z400RSもまた、その系譜に連なる一台になる予感がします。
正式発表を待ちながら、最新情報をチェックし続けましょう。


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