ヤマハの3輪シティコミューターTRICITY。価格と乗るために必要な免許とは?
TRICITYとは?
すでにタイでは発売されているTRICITYですが、とうとう日本でも発売されることになりました。
CMには卒業間近のAKM48大島優子が起用され、ヤマハの力の入れ具合が伝わってきます。
そもそも、バイクのCMって見たことない上に、大島優子を起用なんて、ヤマハさん本気で売ろうとしてますね。
しかも、大島優子を起用ということは、アキバ軍団もですが、女性をターゲットにしてますね。なかなか意欲的な戦略かと。
アキバ行ったら、TRICITYが沢山。なんて光景だったら面白いですね。
日本では「TRICITY MW125」として9月10日に発売。
このTRICITY。二輪ではないのでバイクとは呼ばずにLMWと呼ぶそうです。
LMWとは「Leaning Multi Wheel」を略したもので、モーターサイクル(バイク)のようにリーン(傾斜)して、旋回する3輪以上の車両の総称。
これはヤマハが商標登録しているようです。
なんだか普通に3輪バイクとか言っちゃいそうですが、トライクとも違って前輪が2輪なので、難しいですね。
でも、LMWってのが一般的な呼称になりそうな気はしませんので、何かこう、もっとなじみやすい呼び方とか付ければいいのに、なんて無責任に思ってしまいますが。
インプレッション等は、そちら系のサイトに任せるとして価格なんですが、いくらだと思います?
TRICITYの価格は?
なんと、
35万6400円!
どうですか?高いですか?安いですか?
私はこの完成度では安いと思いました。
この価格からも本気で売ろうとしているヤマハの気合いを感じます。
必要な免許は?
必要な免許は車両区分は原付二種となるため、小型限定普通二輪車(AT含む)免許以上でOK。
すばらしい。
トライクみたいに普通免許が必要なく、二輪免許で乗れるのはいいですね。
今、中型、大型乗っている人はそのまま行けちゃいます。
TRICITYのデメリット。残念な点とは?
とっても、魅力的なTRICITY。一点だけで残念な点が。
125ccなので、高速道路は走れないんですよね。
でも、逆にそれが税金の安さや、小型免許で行けることにつながっているので仕方ないのですが。
実際、これで高速乗ってというシーンは今のところ想定してないんでしょうし、125ccが売れれば当然上の排気量モデルも出るわけで、それはそれでしょうね。
TRICITYは転ばないのか?
3輪なので転ばないのかというと、絶対に転ばない、ということはないようです。
ですが、安定性は2輪とは比べ物にならないので、転倒のリスクは激減ですね。それが女性をターゲットにしている理由の一つでもあると思います。
あと、2輪と違い自立しますので、スタンドが不要です。
女性の場合、センタースタンドかけるのも結構たいへんだったりしますので、これはメリットです。
TRICITYはホンダのPCXの対抗馬になるのか?
125cc市場はホンダのPCXがダントツな訳ですが、価格が十分渡り合えるものです。
もちろんそこもターゲットですが、アキバのオタク系や女性などの新規顧客も視野に入れて市場の開拓を考えられている意欲モデルですね。
これは売れますよ。いや、2輪市場は停滞、むしろ、減衰していると言われているので売れてほしいですね。
動画でチェック
完成度の高さはCMでも十分伝わってきます。
こちらは技術解説動画。技術とはいえ、そちらに興味がない人が見ても面白いと思いますよ。