YZF-R1とは?
認定型式/原動機打刻型式 | EBL-RN24J/N521E |
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全長×全幅×全高 | 2,070mm×715mm×1,130mm |
シート高 | 835mm |
軸間距離 | 1,415mm |
最低地上高 | 135mm |
車両重量 | 212kg |
舗装平坦路燃費 | 25.0km/L(60km/h) |
原動機種類 | 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ |
気筒数配列 | 直列4気筒 |
総排気量 | 997cm3 |
内径×行程 | 78.0mm×52.2mm |
圧縮比 | 12.7:1 |
最高出力 | 107kW(145PS)/11,000r/min |
最大トルク | 99N・m(10.0kgf・m)/10,000r/min |
始動方式 | セルフ式 |
潤滑方式 | 強制圧送ウェットサンプ |
エンジンオイル容量 | 3.7L |
燃料タンク容量 | 18L(「無鉛プレミアムガソリン」指定) |
燃料供給 | フューエルインジェクション |
点火方式 | TCI(トランジスタ式) |
バッテリー容量/種類 | 12V, 8.6AH(10H)/YTZ10S |
1次減速比/2次減速比 | 1.511/2.765 |
クラッチ形式 | 湿式多板 |
変速機形式 | 常時噛合式6段/リターン式 |
変速比 | 1速 2.533 2速 2.062 3速 1.761 4速 1.521 5速 1.363 6速 1.269 |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
キャスター/トレール | 24°00′/102mm |
タイヤサイズ(前/後) | 120/70ZR17M/C(58W)(チューブレス)/190/55ZR17M/C(75W)(チューブレス) |
ブレーキ形式(前/後) | 油圧式ダブルディスク/油圧式シングルディスク |
懸架方式(前/後) | テレスコピック/スイングアーム(リンク式) |
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ | ハロゲンバルブ/12V, 55W×2 |
乗車定員 | 2名 |
YZF-R1の買取相場は?
YZF-R1を手放す際、多くのオーナーが気になるのがその買取相場です。
このバイクはヤマハが製造するスーパースポーツモデルで、高性能とそのデザインから世界中で人気があります。
そのため、中古市場でも需要が高く、買取価格が比較的安定している傾向にあります。
買取相場に影響を与える主な要因として、走行距離、年式、バイクの状態、カスタムの有無などが挙げられます。
例えば、走行距離が少なく、定期的なメンテナンスが行われているYZF-R1は、高価買取の可能性が高まります。
逆に、大きな事故歴がある場合や、部品が大幅にカスタマイズされていると、買取価格が下がることもあります。
現在の市場では、YZF-R1の買取相場は50万円から100万円程度が一般的ですが、特に希少なモデルや限定モデルは、それ以上の価格で取引されることもあります。
年式が新しく、状態の良い車両は高値での買取が期待できます。
買取を検討している方は、事前に複数の買取業者から見積もりを取ることをお勧めします。
また、買取に出す前に、小さなキズの修理やクリーニングを行うことで、買取価格を少しでも上げることが可能です。
YZF-R1の買取相場は、市場の状況やバイクのコンディションによって変動します。
そのため、正確な相場を知るためには、専門の買取業者に相談することが最も確実です。
自分のYZF-R1がどのような価値を持っているのか、専門家の意見を聞くことで、納得のいく買取が実現するでしょう。
YZF-R1のデメキンとは?
YZF-R1と聞いて、ほとんどのバイク愛好家はその名前にピンとくるでしょう。
しかし、「デメキン」という言葉が加わると、一体何のことかと思われるかもしれません。
実は、これはYZF-R1の特定のモデル六代目となるYZF-R1の45B型に付けられた愛称であり、その独特な外観から来ています。
YZF-R1は、ヤマハが製造するスポーツバイクの中でも特に人気のあるモデルです。
その中でもデメキンは、特に目を引くデザインが特徴。
この愛称の由来は、バイクのフロント部分が、大きくて丸い目を持つ金魚、デメキンに似ていることから来ています。
このユニークなデザインは、見る人に強烈な印象を与え、YZF-R1デメキンの人気をさらに高めています。
YZF-R1デメキンは、ただ外見が特徴的なだけでなく、性能面でも優れています。
高いパワーと精密なハンドリングを兼ね備え、スポーツバイクとしての性能を存分に発揮。
このモデルは、スピードを求めるライダーにとって、まさに夢のようなバイクと言えるでしょう。
このモデルが発売された当初から、YZF-R1デメキンは多くの注目を集めました。
そのユニークなデザインと卓越した性能は、バイク業界に新たな風を吹き込み、YZF-R1の人気をさらに不動のものにしました。
総じて、YZF-R1デメキンは、その名前が示す通り、独特な外観と高性能を兼ね備えたモデルです。
バイク愛好家の間では、その特異なデザインと走行性能が高く評価されており、YZF-R1シリーズの中でも一際目立つ存在となっています。
YZF-R1 5VRとは?
YZF-R1 5VRは、四代目R1としてモーターサイクルの世界で特別な地位を占めています。
このモデルは、スーパーバイクレースの規格変更に伴い、750ccから1000ccクラスへの移行を迎えた時期に登場しました。
この変更は、YZF-R1 5VRがレース用ベース車として新たな役割を果たすきっかけとなりました。
このバイクは、先代モデルから大幅に進化し、その変貌ぶりはまさに別物と言えるほどです。
エンジンは、従来の設計から一新され、74.0mm×58.0mmから77.0mm×53.6mmへと変更されました。
これにより、ビッグボアショートストロークの高回転型エンジンとなり、クローズドデッキシリンダーやFSコンロッドの採用と相まって、172馬力へと20馬力のアップを果たしました。
フレーム設計においても革新が見られ、エンジンの上を通る新しいデルタボックスVフレームが採用されました。
この変更により、バイクはよりスリムになり、乾燥重量でのパワーウェイトレシオ1を達成しました。
しかし、YZF-R1 5VRの人気の秘密は、その圧倒的な性能だけではありません。
このモデルのデザインも非常に高く評価されています。
特に、ガトリングヘッドライトや二本出しのセンターアップマフラーは、時代を先取りしたデザインとして注目を集めました。
このマフラーは、バンク角の確保や重量バランスの面から採用されたとされていますが、その実、デザイン面での魅力が採用の大きな理由だったことが後に明かされました。
全体を通して、YZF-R1 5VRは、その革新的な技術と先進的なデザインにより、モーターサイクルファンの間で根強い人気を誇るモデルとなっています。
コーナリングの際に特にその美しさが際立ち、バイクのデザインコンセプトが最も光る瞬間と言えるでしょう。
YZF-R1の系譜
YZF-R1は、ヤマハが1998年に市場に投入したスーパースポーツバイクです。
このバイクは、その革新的な設計と性能で即座に注目を集めました。
YZF-R1は、レーステクノロジーを市販車に取り入れることで、ライディングの世界に新たな基準を打ち立てたのです。
初代YZF-R1は、高出力でありながらコンパクトな998ccの4気筒エンジンを搭載。
このバイクは、その軽量なフレームと絶妙な重量バランスで、驚異的な機動性を実現しました。
YZF-R1は、加速性能だけでなく、コーナリングやブレーキングにおいても優れた性能を発揮することで、スポーツバイクの新たな標準を確立しました。
年を追うごとに、ヤマハはYZF-R1の性能と技術を進化させてきました。
2009年には、クロスプレーンクランクシャフトを採用したことで、エンジンのパワー配分を最適化し、よりスムーズな加速と高いトラクションを実現。
この技術は、MotoGPからのフィードバックにより開発されたもので、YZF-R1のレース由来のDNAを強調しています。
さらに、ヤマハは電子制御技術の導入にも力を入れ、トラクションコントロールシステムやスライドコントロール、リフトコントロールなど、ライダーが限界に挑む際の安全性と性能を高めるための機能を追加してきました。
これらの進化は、YZF-R1がただ速いだけでなく、扱いやすく、安全に楽しめるバイクであることを証明しています。
現在のYZF-R1は、その起源から大きく進化し、最先端の技術と性能を兼ね備えたスーパースポーツバイクの象徴です。
ヤマハは、YZF-R1の開発を通じて、ライディングの楽しさとスポーツバイクの可能性を常に追求し続けています。
- 1998年:4XV
- 2000年:5JJ
- 2002年:5PW
- 2004年:5VY前期
- 2006年:5VY後期/4B1
- 2007年:4C8
- 2009年:14B~1KB/45B
- 2012年:45B/1KB/2SG
- 2015年:2CR/2KS/BX4
- 2019年:B3L/4BS
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