Kawasaki Ninja 400は、400ccクラスのハイパフォーマンススポーツモデル。
ライトウェイト、ハイパワーが特徴で人気のあるバイクです。
φ41mmの大径フロントフォークや、ラジアルタイヤ、LEDヘッドライトユニット、アルマイト仕上げのフォークキャップが人気の秘密です。
KRT EDITIONはNinja ZX-10RRをイメージしたカラーリングが採用されています。
そんなニンジャ400ですが、購入すると後悔するという話があります。
今回のその真相に迫ります。
ニンジャ400を買うと後悔するのか
ニンジャ400を購入する際、多くのバイク愛好家が抱く疑問の一つが「後悔することになるかどうか」です。
この話題について、実際の経験と詳細な分析をもとに解説していきます。
まず、ニンジャ400のスペックを見てみましょう。
このバイクは、399ccの並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力45PS、最大トルク38Nmを発揮します。
軽量ながらもパワフルなこのエンジンは、市街地の走行からツーリング、さらにはサーキット走行まで幅広いシーンでの使用に適しています。
また、フレームの設計により、優れたハンドリング性能を提供し、ライダーに安心感を与えます。
ニンジャ400のデザインも魅力の一つです。
スポーティーでありながらも洗練されたデザインは、多くのライダーから高い評価を受けています。
加えて、快適な乗り心地を提供するためのエルゴノミクスにも注目が集まっています。
しかし、ニンジャ400を選ぶ際には注意が必要な点もあります。
例えば、初心者にとっては、そのパワフルな性能が扱いきれない場合があるかもしれません。
また、価格面では他の入門用バイクと比較してやや高価であるため、予算に応じた検討が必要です。
後悔しないためには、自分のバイクに対する期待とニンジャ400が提供する性能や特徴をしっかりと照らし合わせることが大切です。
例えば、スポーツバイクとしての性能を重視するなら、ニンジャ400は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
一方で、主に通勤や短距離の移動に使用する予定であれば、もっと低価格で燃費の良いモデルも検討する価値があります。
ニンジャ400はその性能、デザイン、そして乗り心地において多くのライダーを魅了するバイクですが、購入を検討する際には、その特性が自分のニーズに合っているかどうかを慎重に考えることが重要です。
自分のライディングスタイルや用途に合ったバイクを選ぶことが、後悔しないための鍵となります。
ニンジャ400は不人気車なのか
一部では、ニンジャ400が「不人気」との声も聞かれますが、その実態はどうなのでしょうか。
ニンジャ400が特に批判されがちなのは、長時間のツーリングや高速道路での走行における快適性の不足です。
具体的には、シートの硬さや積載スペースの少なさ、風防の性能不足などが挙げられます。
これらの点は、長距離を快適に走行したいライダーにとっては、確かにマイナスポイントとなり得ます。
しかし、ニンジャ400が持つ魅力は、これらの問題点を補って余りあるものがあります。
まず、そのスタイリッシュな外観は多くの人々を魅了し続けています。
街中での取り回しがしやすく、加速性能にも優れているため、日常使いからスポーツ走行まで幅広いシーンで楽しめるのです。
実際に、多くのライダーがニンジャ400の購入後に「後悔」しているという話は少なく、むしろそのパフォーマンスに満足している声が多く聞かれます。
販売台数やオンライン上での高評価も、このバイクが決して不人気ではないことを物語っています。
ニンジャ400は、一部のシナリオにおいては不満点があるかもしれませんが、全体として見ればその魅力は多くのライダーに認められています。
特定の条件下での欠点よりも、日常の使い勝手や走行の楽しさを重視するユーザーにとっては、非常に魅力的な選択肢であることは間違いないでしょう。
ニンジャ400は壊れやすい?
ニンジャ400に関して「壊れやすい」という声があることは否定できませんが、その実態は単純ではありません。
多くの場合、特定の環境下やメンテナンスの怠慢が原因で問題が発生しています。
海辺のような塩分濃度が高い場所や、長期間にわたる露天駐車がフロントフォークの錆の主な原因であることが知られています。
さらに、チェーンの適切な張り具合の欠如や、エンジンオイルの交換を怠ることも、性能不良の一因となり得ます。
しかし、これらの問題は正しいケアと定期的なメンテナンスによって防げるものです。
例として、エンジンオイルは3,000kmごと、または3ヶ月ごとに交換し、年に一度はバイク全体を点検することが推奨されています。
これらの簡単な手順に従うことで、ニンジャ400は長期間にわたって安定した性能を発揮します。
実際に、ニンジャ400が頻繁に故障するという報告は少なく、多くのユーザーがその耐久性と信頼性を高く評価しています。
したがって、ニンジャ400の購入を検討している人が、壊れやすいということで後悔することは少ないでしょう。
重要なのは、適切な環境での使用と、定期的なメンテナンスの実施です。
これらを心がけることで、ニンジャ400は長く快適なライディングを提供してくれます。
ニンジャ400はツーリングにおすすめ?
ニンジャ400を選ぶ際、多くのライダーがそのスポーティーな外観とパワフルな398ccエンジンに魅力を感じて購入すると思います。
ですが、最高出力48馬力、最大トルク37Nmを誇るこのバイクは、高速道路でのロングツーリングも念頭に置いた設計となっています。
軽量な車体は167kgと、機敏なハンドリングを実現し、長時間の運転でも疲れにくいのが特徴です。
しかし、ツーリングの際には快適性も重要な要素となります。
ニンジャ400のシートは硬めであり、長距離を走行するには改善の余地があります。
幸い、快適性を高めるためのシートカバーや専用シートの交換は簡単に行えます。
これにより、長時間のツーリングでも後悔することなく快適に過ごすことが可能になります。
また、ニンジャ400の積載能力は初期状態では限定的ですが、リアボックスやサイドバッグの追加により、荷物の搭載スペースを増やすことができます。
これにより、ロングツーリング時の荷物の心配を解消し、快適な旅を実現できます。
ニンジャ400は、適切なアップグレードと準備を行えば、ロングツーリングにおいても十分その能力を発揮することができます。
後悔のない選択をするためには、これらの改善点を考慮に入れることが重要です。
ニンジャ400が生産終了になる?
ニンジャ400が生産終了になるという噂があるようですが、カワサキがニンジャシリーズを定期的に更新していることが、この生産終了の憶測を呼んでいるようです。
これは、新しいモデルの導入や既存モデルの改良に伴うもので、実際にニンジャ400が生産終了するわけではありません。
ニンジャ400は、特にヨーロッパやアジアを中心に、高い支持を受けており、カワサキの発表によると、その販売台数は年間で数千台にも上ります。
これは、ニンジャ400が市場で依然として中心的な存在であることを物語っています。
ニンジャ400は、コンパクトながらパワフルなエンジンを搭載しており、若年層や中級ライダーからの支持が厚いです。
このような特徴は、ニンジャ400が生産終了に向かっているという噂とは相反するものです。
そのため、ニンジャ400に関する最近の噂は、主に市場の推測や新型モデルへの期待に基づくものと思われます。
ニンジャ400についての生産終了の噂に対して、後悔の念を抱く前に、カワサキの公式発表や信頼できる情報源に注目することが重要です。
ニンジャ400は、今もなお多くのライダーに選ばれている人気モデルであり、生産終了の可能性は低いと考えられます。
ニンジャ400の評判はどう?
ニンジャ400の評判についても見ていきましょう。
ニンジャ400について話題になることが多いのは、その魅力的なデザインと実用性の高さです。
このバイクは、見た目の良さだけでなく、日々の使い勝手にも優れているため、多くのライダーから支持を受けています。
スポーティながらも洗練された外観は、若いライダーを中心に特に人気があります。
しかし、全てのバイクが完璧なわけではありません。
ニンジャ400に関しては、低速域でのトルク不足を指摘する声もあります。
特に都心での走行時には、この点が少々不便に感じられることがあるようです。
それにもかかわらず、このバイクの燃費は非常に優れており、28~32km/Lという数値は、通勤や日常使いにおいて大きなメリットとなります。
重量が168kgと軽量であることも、ニンジャ400の大きな魅力の一つです。
この軽さは、取り回しのしやすさに直結し、ライダーにとっては非常に扱いやすいバイクとなっています。
また、足つき性が良いため、身長が低い方や女性ライダーでも安心して乗ることができます。
ニンジャ400を選ぶ際に後悔することは少ないと言えるでしょう。
その理由は、スタイリッシュなデザイン、優れた燃費、扱いやすさなど、日常使いからツーリングまで幅広いシーンで活躍するバランスの良さにあります。
ただし、低速時のトルク不足を気にする声もあるため、購入前には試乗してみることをお勧めします。
ニンジャ400の最高速は?
ニンジャ400を試乗した際、その性能には本当に驚かされました。
特に最高速度に関しては、ストレート路面で175km/hをマークし、そのパワフルさを存分に感じることができました。
ニンジャ250と並行して開発されたこのバイクは、その設計からして余裕を持たせていることが明らかで、エンジンの力強さが際立ちますが、それでいてハンドリングは非常にスムーズ。
実際、400ccのモデルの方がバランスが取れていると感じるほどです。
また、ニンジャ400はラジアルタイヤを採用しており、タイヤサイズも一回り大きいため、コーナリング時の安定感が格段に向上しています。
車体が軽量で低速時のトルクが豊富なため、市街地での加速や停止が非常にスムーズ。
また、足の届きやすさやUターンのしやすさも、このバイクの魅力の一つです。
ニンジャ400を選んだことで後悔することはないと思います。
むしろ、このバイクのパワー、バランス、そして使い勝手の良さを考えると、選んで本当に良かったと強く感じことができると思います。
ニンジャ400の燃費は悪い?
カワサキが公表しているデータによると、ニンジャ400の燃費は、国土交通省が定める基準で60km/hの定地燃費値において2名乗車で32.0km/L、WMTCモード(世界共通の二輪車燃費測定モード)では1名乗車時に24.8km/Lとされています。
しかし、実際の燃費は使用状況に大きく左右されます。
市街地での走行では約26km/Lを記録することが多く、一方で高速道路や田舎道での長距離走行では30km/Lを超えることも珍しくありません。
ニンジャ400の燃料タンクは14Lという容量を持つため、燃費が良ければ350km以上の距離を走行することが可能です。
従って、ニンジャ400を選ぶ際に燃費という点で後悔することは少ないでしょう。
以上のことから、ニンジャ400の燃費が悪いという噂があるようであれば見直されるべきです。
Kawasaki Ninja 400の買取相場は?
当然年式や状態によっても変わってきますが、Ninja 400の買取相場は
258,000円
です。
あくまでこの価格は平均です。最高額であれば472,000円というものもあります。
Kawasaki Ninja 400の中古価格の相場は?
Ninja 400の中古価格の相場ですが、これも年式等によりますが、平均すると
600,000万円
くらいです。
年式別でみてみると
- 2014年:40万円
- 2015年:40万円
- 2016年:42万円
- 2017年:45万円
- 2018年:61万円
- 2019年:64万円
- 2020年:65万円
のような感じになっています。
Ninja400
Ninja 400 ABS Special Edition
Ninja 400 Special Edition
Ninja 400スペック
最新のスペックはKawasakiのサイトをチェックしてください。
車名(通称名) | Ninja 400Ninja 400 Special Edition
Ninja 400 ABS Special Edition |
一次減速比/二次減速比 | 2.095(88/42) / 3.066(46/15) | ||
---|---|---|---|---|---|
型式 | EBL-EX400E | フレーム形式 | ダイヤモンド | ||
全長×全幅×全高 | 2,110mm×770mm×1,180mm | 懸架方式 | 前 | テレスコピック(インナーチューブ径41mm) | |
軸間距離 | 1,410mm | 後 | スイングアーム | ||
最低地上高 | 130mm | ホイールトラベル | 前 | 125mm | |
シート高 | 805mm | 後 | 130mm | ||
キャスター/トレール | 25°/ 110mm | タイヤサイズ | 前 | 120/70ZR17M/C(58W) | |
エンジン種類/弁方式 | 水冷4ストローク並列2気筒 / DOHC4バルブ | 後 | 160/60ZR17M/C(69W) | ||
総排気量 | 399cm3 | ホイールサイズ | 前 | J17M/C×MT3.50 | |
内径×行程/圧縮比 | 68.4mm×54.3mm / 11.0:1 | 後 | J17M/C×MT4.50 | ||
最高出力 | 32kW(44PS)/9,500rpm | ブレーキ形式 | 前 | デュアルディスク300mm(外径) | |
最大トルク | 37N・m(3.8kgf・m)/7,500rpm | 後 | シングルディスク220mm(外径) | ||
始動方式 | セルフスターター | ステアリングアングル (左/右) | 35°/ 35° | ||
点火方式 | 電子進角式トランジスタ | 車両重量 | Ninja 400 209kgNinja 400 Special Edition 209kgNinja 400 ABS Special Edition 211kg |
||
潤滑方式 | セミ・ドライサンプ | 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | ||
エンジンオイル容量 | 2.4 L | 燃料タンク容量 | 15 L | ||
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | 乗車定員 | 2名 | ||
トランスミッション形式 | 常噛6段リターン | 燃料消費率(km/L)※1 | 37.5km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)※2 | ||
クラッチ形式 | 湿式多板 | 24.0km/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)※3 | |||
ギヤ・レシオ | 1速 | 3.000(42/14) | 最小回転半径 | 2.7m | |
2速 | 2.166(39/18) | カラー | Ninja 400 キャンディバーントオレンジ×メタリックスパークブラック メタリックムーンダストグレー×メタリックスパークブラックNinja 400 Special Edition キャンディライムグリーン×メタリックスパークブラックNinja 400 ABS Special Edition キャンディライムグリーン×メタリックスパークブラック エボニー×フラットカーボン |
||
3速 | 1.640(41/25) | メーカー希望小売価格 | Ninja 400 668,520円 (本体価格619,000円、消費税49,520円)Ninja 400 Special Edition 689,040円 (本体価格638,000円、消費税51,040円)Ninja 400 ABS Special Edition 740,880円 (本体価格686,000円、消費税54,880円) |
||
4速 | 1.360(34/25) | 生産国 | タイ王国 | ||
5速 | 1.192(31/26) | ||||
6速 | 1.040(26/25) |
ニンジャ400で後悔しないためのまとめ
ニンジャ400を手に入れた後に後悔しないためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
まず、ロングツーリングを頻繁に行う方は、シートの快適性や積載能力について事前に検討する必要があります。
これらの点はニンジャ400が若干課題を抱えているとされることがあるためです。
一方で、市街地での運転や短距離のツーリングでは、その取り回しやすさと燃費の良さで高い評価を得ています。
また、一部のユーザーからは低速時のトルクに不満が寄せられることもありますが、定期的なメンテナンスと適切な取り扱いによって、ニンジャ400の長期的な耐久性はしっかりと保証されています。
さらに、豊富なアフターマーケットパーツが利用可能で、ライダーの個々のニーズに合わせたカスタマイズが楽しめる点も大きな魅力の一つです。
中古市場では、ニンジャ400の高い人気と堅牢な構造のおかげで、比較的高価で取引される傾向にあります。
これは、購入を検討している方にとっては重要な情報です。
また、ライバル車との比較を行う際には、各車種の独自の強みを理解しておくことが購入後の満足度を高める鍵となります。
最後に、多くの所有者からは、ニンジャ400の運転のしやすさやカスタマイズの楽しさに関して肯定的な声が寄せられています。
ただし、乗り心地やメンテナンスに関するいくつかの苦言も存在するため、これらの点も購入前に考慮する必要があります。
最新モデルでは、エンジン性能とデザインがさらに洗練され、これらの問題点も改善されつつあります。
ニンジャ400を選ぶ際には、これらの情報を総合的に考慮することで、後悔のない選択が可能になります。
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